Written by 宍戸竜二オフィシャルサイト

うまくいかない人間関係の原因は自分の幸せに責任を持っていないから

心のことについて

夫婦や親子、会社の中や友人などの様々な人間関係の中では、様々な問題が発生すると思います。
アドラーで言われていた、人が持つ悩みの全ては人間関係である。
驚く人も多いかもしれませんが、その通りだと思います。

相手に価値観を押し付けられる
こんなにしてるのに、何も反応がない
勝手に解釈されて、不機嫌な態度をとられる
自分のことに関心を向けてもらえない
八つ当たりをされる
暴力を振るわれる
影でコソコソと言われる

こんな想いの一つや二つありますよね。

そのような理不尽なことをする相手には、私が苦しんでいる責任を取ってもらいたい。
目の前の現実を並べてみると、そう思っても仕方がないことばかりかもしれません。

私も離婚を経験した中で、何でもかんでも相手のせいにしていて、自分は悪くない。
そう信じていました。
それは結局は、相手だけではなく、自分自身のことも深く傷つけることになりました。

今これを読んでいただいている方の中には、何かしらの人間関係の苦しみの最中にいるのではないでしょうか。
この記事では、人間関係をうまくいかせるための、意識の使い方の本質について詳しく解説をしております。
受け入れがたいことも書かれているかもしれませんが、少しでも皆様のお役に立てることができれば嬉しく思います。

かなりボリュームはありますが、それでは解説へといってみましょう。
この記事の内容9705文字

目次

  • 1.うまくいかない人間関係は、自分の幸せに責任を持っていないから
  • 2.他人から気分を害されるという現実、それを我慢を使わずに解消する方法
  • 3.潜在意識はどのように目の前の現実を作るのか、その掘り下げ
  • 4.受け入れられない現実を解消し幸せになる二つの方法
  • 考察

うまくいかない人間関係は、自分の幸せに責任を持っていないから

問題は自分の中
失礼しました…。冒頭から、遠慮もなくあなたのみぞおちにパンチを入れてしまいしたね…。
うずくまっている方はいらっしゃいませんか?
さあ、顔をあげてください。

しかし、このど真ん中直球の言葉に、あなたの心の黒ひげが、ばいんーっと空に飛び出したりはしなかったですか?
人の悩みの核心に、深く突き刺さる言葉かもしれません…。
私もこの言葉を聞いた時には、思わず膝をつき、「いいパンチ持ってんじゃねえか…」と口から漏れる血を腕で拭い去ったことがあります。

自分の望む現実を、自分が思うように作っていかれるのならば、私は気分が良い。
と誰だって思いますよね?
仕事であったり、人間関係であったり、経済的なものであったり。
それを幸せと定義するのなら、
私は自分の力で、意思で、その幸せを創り出すことができる。
という状態である必要があるのではないでしょうか。

であるのならば、

今幸せではない原因を他人のせいにはできない

あの人がこんなことばかりをするから、私は苦しくなる。
不幸だ。

あの人がこんなことだけをしてくれたら、私は気分が良い。
幸せだ。

であるのならば、自分の幸せは、誰か他人の行動によって決まっている。
となりますよね?
反論はありますか?

それって他人に自分が幸せになることの権限を明け渡してしまっている。
自分の力では気分の良い幸せにはなれない。と証明していることでもあるということだし、
どんな気分になれるかどうかは、他人次第だ!
と決めてしまっているということでもありますよね。
ドヤ顔で…。

そのように他人に自分が幸せになる権限を明け渡しているうちは、
「自分は自分で自分の幸せを作りたいけれど、他人の振る舞いのせいで自分は幸せにはなれていない」
であるのならば、そこに大きな矛盾が生じてきます。

人はこのような状態のときに、悩みというものを持ち始め、苦しみの回転数が上がり出します。

苦しいこと自体は何も悪くはない
ただ、その苦しみが、自分では制御できないほど高回転になると、その苦しみは悩みへと変化していきます。

自分が幸せになりたいのなら、

誰に何と言われようと
誰に何をされようと
誰に何を認められまいと

自分が思うように幸せになればいい。
人の幸せとはただそれだけのことだと思うのです。
そして誰もが、それだけの力は備われています。

しかし他人が

あんなことを言うから、
あんな行動をするから
あんな振る舞いをするから、

と言って、自分が気分を害しているうちは、永遠に自分の気分が良くなることは他人次第。という幸せになる責任を他人に放棄しているという状態です。

かといって誰かが何をしても、やせ我慢で「私は幸せだ」と歯を食いしばりながら現実を見ないようにする。
なんていうことは、とても現実的ではないですよね。
たぶん幸せじゃないし、本音では気分は悪いし、そしてそんな我慢は長くは続かない。

そして気分を害する他人の行動は、それを相手がやめるかどうかは私には決められない。

他人は変えられない

が人間関係の大原則です。

変えられることと変えられないこと

変えられないこと
目の前にある、問題に見える相手の行動。それを変えるか変えないかは、この世の中で唯一、相手であるその本人だけが決められる。
これは肝に銘じましょう。

しかし、そうは言っても人間同士、話し合いや歩み寄りは大事です。
きちんと誠意をもって相談すれば、相手は自分の要望を汲んでくれるかもしれませんし、話し合うことはとても大事ですよね。
私は、この世の中で最も尊いものは、「人間同士の建設的な話し合い」だとも思うくらいです。
しかし、話し合いほど難しいものはない。それも事実だと思います。

特に、関係が自分のエリアに入り込む、親子や夫婦や恋人同士。この辺りの話し合いができるかどうかは、自分の幸せにとって、大事な要素の一つだと思います。
しかし!なければならないものだとは思いません。
人と人のコミュニケーションは、言葉でのやり取りはほんの表面的なものですから。
人間同士の対話のほぼ全ては、無意識同士行われていますからね。

なので、頼めばやめてくれることもあるだろうけれど、やめてくれないことだってある。
相手に自分の要望を伝えることは大事だけれど、変わってくれるのかどうかは、相手次第だということを胸に刻もう!

変わってくれたらラッキーであって、変わらなくて当たり前。
くらいに気持ちで相手に伝えよう。

変わってもらわなければならない
という気持ちは、相手がどんな態度だろうと、争いの元にしかならない。
それもしっかりと胸に刻み込みましょう。

自分の本質だって変えることはできない

これもとても大事です。

相手は変わらない、変わるなら自分
これは表面的には正しいけれど、心の奥の魂レベルでは違うと私は考えています。
表面的な行動や癖なんかは、人は長い人生の中でいくらでも変化していくと思います。
自分が変わらなきゃ。はそのような意味で捉えてもいいのかもしれません。

しかし根本のあなたの存在という魂のレベルでは、あなたのその本質は変わらない。
変えることのできない、尊い存在です。
それはあなたがこの世の中に、どのような目的を持って生まれてきたのか。
そのことを指しています。
私自身の話で言えば、自分は自己否定の思いを持った魂として、この世に生まれたと思っています。
これはこの記事で詳細を話しています。興味があれば是非お読みください。
これも新しい価値観として取り入れてみてはいかがでしょうか。

他人も変えられない、けれど自分だって根本では変えられない

自分を変えなければならない。という思いは、正しく取り扱わないと、苦しみをこじらせる原因になってしまいます。
ではどうですればいいの?

自分で幸せ(気分)を作ると言いながら、現実を見れば自分の幸せ(気分)は他人の次第で決まっている。
その矛盾を抱き続ける限り、アクセルとブレーキを踏みっぱなしにしている状態ですよね?
結果二つの思いはせめぎ合い前にも後ろにも進むことはできない。
これが苦しみの発生源です。

その状態でいる限り、自分が望む現実を自由に作っていくということはできませんよね?
つまり他人のせいにしているうちは、望むような幸せにはなれない。
幸せは、他人次第であって、さらには運で決まってしまう。ということになってしまう…。

では他人の嫌な行動は、自分では止めることはできないのなら、
見て見ぬ振りをすればいいのか?
嫌な気分を甘んじて受け入れればいいのか?

違いますよね。

では自分で決められることは、どんなことだろうか?
その対策と仕組みを解説します。

他人から気分を害されるという現実、それを我慢を使わずに解消する方法

思考が現実を作る

こんな言葉を聞いたことはありせんか?
これは正解です。
目の前の現実は、自分の思考が影響を与えて作り出されています。
しかし、思考が現実を作り出す。とわかっていても、なかなか目の前の現実が変化していかない。そう感じている場合、その解釈が私が思うこととはもしかしたら違うかもしれません。

以下解説をしていきますね。

思考が現実を作る。科学的には、それは現在証明され始めている。という段階と言われています。
しかし、ここでその根拠を議論をするということは、自分が望む現実を作るという観点において、私はあまり必要なことではないと考えています。
根拠より大事なことは、直感でそれを信じられるかどうか。それの方が重要だと思っています。

では冒頭の、あいつが私の気分を害している現実は、自分の思考が作り出しているのか?
そうです。

あいつが私に文句を言ってくることも、私の思考が作り出しているのか?
そうです。
あいつが私のことを無視するのも、私の思考が作り出しているのか?
そうです。
あいつが私に嘘をついてくることも、私の思考が作り出しているのか?

そうです。

今これを読んでいる人は頭の中がぐるぐると洗濯機のように回転しているのではないでしょうか。
そんなわけはないだろう?!どう見てもあれはあいつが悪いんだ。ってね。
そうですよね、そんな意識の世界のことなんて、誰も教えてはくれなかったですもんね。

しかし、ここがこの記事のハイライトと言っていいような大事ところです。
もう少しお付き合いを。

そして、その認めたくないような現実を自分の思考が作り出している。
それは正しくて…、というより、そういう仕組みになっている。とお伝えした方が飲み込みやすいのかもしれません。
けれど、それだけでは大きな誤解を生んでしまいます。

だって私はこれだけ幸せになろうって思っているのに、思いっきり思考とは違う現実が今目の前にあるんですけど。
なんでですかー?
となるますよね。

こんな現実望んでいないんだから!嘘つきじゃないの?!もうー!キーッ!
と思う方、多いのではないでしょうか。
少し落ち着いて、一旦お水でも飲んだあと、さらに読み進めてみてください。
きっと目からうろこが落ちて、そのうろこを油で揚げたら美味しくパリパリですから☆

二つの思考について

人には大きく分けると二つの思考があります。

顕在意識(意識できる思考)

普段われわれが物事を考えている。と認識できる思考。
自分は悪くない、とか、
あの人はなぜあんな振る舞いをするのか、とか
自分の人生はこのままでは行き詰まる、とか
あれを食べたい、とか
これをしたい、とか。
とかとかとか…
を考えている思考。

潜在意識(意識できない思考)

無意識の中で行われる思考。
無意識なので認識はできないから、物事なんて考えていないと思うかもしれませんが、ここでも思考が行われています。しかもとても広大な領域で。

わかりやすく言うと、自分が理由もなく盲目に信じてしまっていること。
信じるという思考。と言ってもいいかもしれません。
洗脳やマインドコントロールというものがとても強力なのは、この認識のできない広大な領域を乗っ取ってしまうからなのです。
なので、いくら外側から何を言っても目が覚めないのは、そのために起こります。

なぜかわからないが、

気がつくとこうなってしまう
気がつくとこんなことを言っている
気がつくとあんなことをしてしまう

このニュアンスわかるでしょうか?
認識はできているような気はするが、どこか自分のコントロールの外側からの力によるもの。というか…。

顕在意識と潜在意識
意識できる思考と、意識できない思考。
この二つの意味だけを理解していただければ十分です。
もう少し詳しく書いてありますので、この記事も合わせてご覧ください。
記事一番下にも同じリンクあり。

 

そしてその思考の割合は、
顕在意識3〜5%
潜在意識95〜95%

と言われています。

ね、無意識の領域の重要さがわかるでしょ?
圧倒的な大きさですよね。
我々が頭で考えている思考なんて、所詮リンゴの皮程度の表面的なものなのです。
なので、そのリンゴの皮で何を考えようとも、大して現実に影響は与えられない。ということですね。

しかし、「はい先生、そんなこと言われても信じられません!」と言いたくなりますよね。
それは当然だと思います。
意識できる顕在意識、つまりはリンゴの皮だけで我々は物事を考え生きている。と思い込んでいますからね。
潜在意識の思考は、要は認識できない無意識の中で行われることなのですから、無いもの同然と思ってしまっても、それも仕方が無いですがね。

あなたが見ているその現実は、無意識の中で行われている思考、つまり認識できていない信じ込みが大きく影響を及ぼしています。
どのような信じ込みがあるかというと、

どうせ私は価値がない
どうせ私は愛されない
どうせ私はうまくいかない

このようなものが、代表的な信じ込みや思い込み。と言われています。
どうしても解決できない問題があるときには、この三つがどれかしらが自分の潜在意識の中、心の中の奥に刷り込まれている可能性が高いです。
95%以上の領域を誇る、膨大な潜在意識の中でその繰り返されるというわけです。
凄まじい刷り込みですよね。

つまり、自分が自分に「どうせ〜」と無意識に言い続けている言葉に対して、「やっぱり私は〜」という現実が現れてくる。
心当たりないですか?
人は、どうせと思っている事柄に対して、現実の中から、やっぱりと思える事実を自ら見つけに行く習性があるのです。
潜在意識は、自分の中の信じ込みや思い込みを強化するための現実を作り出す(選び出す)と言われています。

潜在意識はどのように目の前の現実を作るのか、その掘り下げ

自分がどのような信じ込みを持っているのか、そしてそれはどのように知ることができるのか。

それは目の前の現実の中にヒントが隠されています

代表的な検証方法の一つをご紹介します

目の前の受け入れがたい悩みを生む問題。
ヒントはこの中にあります。

その問題を生み出す答えは、以下の2つの質問にあります。

1:その時あなたは、その目の前の問題という現実を見て、自分にどのような言葉をかけましたか?
自分をどのような人間だと思いましたか?

2:その時あなたは、その目の前の問題という現実を見て、相手にどのような言葉をかけましたか?
相手をどのような人間だと思いましたか?

この答えを考えつつ、読み進めてみてください。

誰でも納得する、根本解決の根拠

では、目の前の問題という現実を、例えを使って解説してみましょう。

前提

目の前で起こる現実を、例えば雨漏により床に落ちる水。としてみましょう。
目の前の問題に対処をするということは、雨漏りで落ちてくる水をなんとかしようとしている状態だと思ってください。

考察

雨漏りがしたときは、誰でも床の水を拭きながらも、雨がしみてくる裂け目を探しますよね。
床に落ちた水を拭き続けるだけでは、その瞬間床の水は無くなりますが、また水が漏れてくることは誰にでもわかりますよね。

行動

落ちてくる水を頼りに、屋根のどこに雨を漏らす裂け目があるのか。そこが雨漏りの根本原因であり、その裂け目をふさぐことが根本解決である。それは誰にでわかりますよね?

しかし、現実の目の前の問題に目を移してみると、途端に誰もが目の前の他人に根本原因があると信じ、それを解決すればすべてが解決する。と悪戦苦闘をする。

もうここまで読んだ皆様なら声を合わせて「無駄無駄無駄」と言ってやりたくはならないですか?
でも我々は、そんな風におかしなことばかりしているのですよね。

どうすれば素早く水を拭けるのか
どうすれば落ちてくる水を受け止められるのか
どんな素材だったら水を吸い取りやすいのか

僕らはそんな努力ばかりをして、報われないことに憤ったりするのです。
決め台詞は

「あいつが悪い」

です。
おかしいですよね。

もし雨漏りの対処でこんなことをし続ける人がいたならば、思いっきり助走をつけ、胸元あたりに強烈に突っ込みたくなりますよね?
「何しとんねーーん!」って。

どうすればあの人はあの行動を止めてくれるのか
どうすればあの人は関心を持ってもらえるのか
どうすればあの人は私を大事にしてくれるのか

こんな対処方法に、心当たりはないでしょうか。

さあ、あなたの悩みの問題の裂け目はどこでしょう

では掘り下げていきましょう。

この二つが信じ込みを作る大元の雨漏りで言えば、雨がしみている裂け目です。
目の前の現実は雨が漏れた雫が落ちた場所。ということになりますね。

雨漏りに対処する時は、まずは水滴が落ちる場所を拭き取りますよね。
しかし拭き取り続けるだけでは雨漏りは収まらないですよね。

つまり、目の前の現実で嫌なことがあっても、そこに対処をし続けても裂け目は直らない。
ということです。

その雨漏りの原因を探る。

それが二つの質問です。
どんな答えが出てきましたか?

この二つの質問の答えは大抵が同じ言葉であることが多いです。

どうしてこれをしないんだよ
どうしてそんなことができないんだよ
そんなことをしても無駄だよ
どうせそんなことできっこないんだよ
なんでお前はそんなバカなんだよ

その質問で出てきた言葉や思いを、あなたはあなた自身に、常日頃こんな風な言葉をかけ続けています。
膨大な時間を使って。
何千何万回って。
だんだん恐ろしくなってきたでしょ?

その自分にかけた言葉はやがて信じ込みとなり、そしてその信じ込みの通りの言葉を使っていきます。そしてそれがまた潜在意識に刷り込まれ。そのようにエンドレスに自分の潜在意識というハードディスクに記録し続けられていくのです。

潜在意識はそのデータ通りの思いを強化するために、その必要な現実を目の前に作り出していきます

これが自分が目の前の現実を作り出す原因です

ですので、目の前に受け入れがたい現実があるときには、それは自分がどのような信じ込みを持っているのかを知れる、またとないチャンスなのです。
その時に自分や相手にかける言葉や思いを拾い出しピックアップしてください。
それがあなたが取り組む最も大事な要素です。

もう相手のせいにしている場合なんかではないですね。
そこから自分の本当の信じ込みを読み取り、素晴らしい人生に変換させていきましょう!
これは巷ではなかなか得られない、自分を正しく変化させるためのとても大事な情報です。
これを知っているということは、誰よりも自分らしく生きる道へ近づけたということだと思うのです。

ここまでで自分が自分にどのような思いを持っているのか、それがわかってきました。
ではその目の前の受け入れがたい現実の、正しい解決の方法を探っていきましょう!
とても簡単ですから、それだけ知っていればもう怖いものはありませんから。

受け入れられない現実を解消し幸せになる二つの方法

解決方法1

前章であぶり出したその現実に対して出てきた自分や相手への言葉。
一つはこの言葉を認識できただけで、潜在意識には大きな変化が起こります。

気づく。終わり。で何もしないのも一つの手です。間違いではないです。
気がつくというパワーはそれは計り知れないですから。

例えば、いつも歩く通路に穴が空いていて、知らずに底に落ちてしまったとします。
痛いですよね、もうそんな痛い目を見るのは嫌ですよね。

次にそこを通った時にはそこに穴があるということを知っています。
当然何よりも優先的に、その穴を避ける。ということを無意識でもすると思うのです。

なのでもう穴には落ちなくなる。
知ったからです。

ですので、
知るだけでなぜだか自然と目の前の現実が解消されることも多々あります。

解決方法2

目の前の現実から、自分に常日頃無意識にかけている自分の思いや言葉を知れた。
しかしそれは受け入れがたい。
その言葉を元に、その信じ込みを打ち消すような言葉を見つけ出します。

例えば、どうせ自分には価値がない。という信じ込みを知れたのなら、

私はどうせ愛されている
とか
私はどうせ私はうまくいく

と唱えるのはとてもとても膨大な恩恵を生み出してくれます。

その言葉自体は顕在意識の言葉でもありますが、
その言葉を言うことによって行われる潜在意識の思考は、

「私には価値がある」

だからなのです。

私には価値があるんだから、どうせ愛されるわ
ということですね。

どうせ私は価値がある。という言葉が、潜在識のハードディスクいっぱいに保存されたら何が起こると思いますが、どこを見ても何を見ても何をしても、

「やっぱり私には価値があるだな〜(お花畑〜)」ってなもんですよ!
もう超簡単!

試しに「どうせ愛されている」と胸の中でも構わないので、唱えてみてください。
感情や思い入れは何も入れなくていいので。
ただボタンを押すように「どうせ愛されている」と何度も唱えてみてください。

この時に自分の胸の内側に意識を向けてみると、どこかで自分に価値が生まれるような感覚やイメージみたいなものを感じ取れますか?
必ず、そのポジティブな感覚はありますので、その言葉を言いながら、自分の胸の内側やお腹のあたりの身体感覚に耳をすませてみてください。

それを根気よく日々繰り返すことで、目の前の現実は変化が起こっていくでしょう。

これは本当!マジです!

ものすごいパワーですからね。
びっくりしますから。
ぜひ良いことあったよ。なんて人は、是非是非おたよりくださいませ。
本気で喜びますからね。

まとめ考察

こうして根本から、自分の目の前にある受け入れられない現実を、自分の中に原因を探り解消していきます。
ただ問題を解決したい。と目の前のことにフォーカスを当て続けながらですと、皮肉にもなかなか効果は出にくいものです。
自分の心の奥の本心を知りたい。
そこが問題解決の一番のモチベーションになるべき思いです。

ここまで読んで、他人のせいにできないひき戻しはだいぶ薄れたのではないでしょうか。
他人のせいにしてはいけない。これは我慢です。
他人のせいにしてる場合ではない。これがうまく行く心構えです!

ここまで上げたような解消方法によって、様々な嬉しいポジティブな現象が起こるでしょう。しかしそんな結果はあくまでもおまけです。大した意味はないのです。

何よりも大事な意識を向ける場所は、自分の思いを大事にするための方法、自分に役に立たない信じ込みを解消するための方法。と自分の心の奥を大事にするような思いで試してみてください。

目の前の問題は、「あなたの問題はずれていますよ」という、自分の心の奥からのメッセージなのです。
そこに意識が集中した時に、奇跡は起こるのです。
その自分の心の奥に集中できたときには、もう目の前の現実は気にならなくなっているはずです。

まとめ

・目の前の現実に対処しても自分の幸せは創れない
・その現実に対し、自分や相手に思った言葉を知る
・どうせい愛されている。がすべてを解決していく

以上実践の価値は十分にあると思います。
是非お試しください。

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