Written by 宍戸竜二オフィシャルサイト

離婚などで子供と離れて暮らすことに苦しんでいる方々へ

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理不尽な離婚で苦しんでいる方々へ

離婚で苦しみ人へ
今あなたが離婚や別居などによって、愛する子どもとの暮らしを奪われ離れなければならないという状況は、極限の苦しみであり寂しさであり、それは気が狂うほどのものでしょう。
僕自身も同じように子どもと離れて暮らし、その苦しみを感じていた一人です。

しかし、その苦しみの中で僕は沢山の先人の知恵を借り、徹底的な意識の改革をさせていきました。
役に立たない価値観や過去の様々な出来事の解釈を変え、それまでとは全く違う考えて方であらゆる苦しみを前向きなものへと変化させていきました。

その中で芽生えた、自分の生き方のこと、子どもとの新しい視点での繋がり。
僕の中にどのような変化が起こったのかを書きたいと思います。

子どもと離れたというその現実は、今すぐ自分の意思だけでどうにかできるものでないのかもしれません。
しかし、自分の価値観と解釈と考え方は、自分の意思で今すぐに変えられます。
そしてそれは、どんな弁護士よりも、どんな法律よりも、何よりも強力に自分自身をサポートしてくれます。
自分の価値解釈を変えること。それだけで見える景色や感じる思いは、まるで違うものになってきます。

耐え難い現実なんて変わらなくても、あなたもそのままの状況で、
必ず今自分は幸せなんだと感じられます。

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離婚で子供と離れる人に、少しでも励みになればと思い書きました。

まずとても大事なことを

今あなたが感じているその孤独や寂しさや悔しさは、それは何一つ悪いものでもダメなものでも不要なものでもありません。
どれも尊いあなたの大事な感情という事を思い出してみてほしいのです。
こんな感情は感じたくない、要らない、どこかへ行け!と拒否をしている限り、その感情はますます牙をむき出し、あなたをがんじがらめにしていきます。
その感情たちはあなたに罰を与えるためではなく、あなたを守るために訴えている感情です。
あなたが感じているその感情は、必ずあなたの味方なのですから。

感情は心の皮膚感覚

例えば皮膚に針がちくりとすれば身を避けますよね?
心で感じる感情も同じように、その苦しみという感情はあなたが今間違った方向になってしまっていますよ。と教えてくれているだけなのです。
あなたのその苦しみの感情は、あなたのカラダ中のどこにありますか?
まずは耳を傾け、その感情が現れている探してみましょう。

何かの感覚を見つけられたのなら、それは人生をも転換させるくらい、とても素晴らしい出来事です。
その感覚をただただ感じてみてください。
毎日毎日ただただその感覚こそが自分なんだ。という思いを向け続けてみたください。
必ず思いも寄らない素敵なことが起こりますから。

離れたお子さんは、あなたのことを必ず心の底から愛しています

これは必ず、絶対です。
何よりも大切なお子さんからの愛は、まっすぐにあなたに向いています。
それだけは信じてあげて欲しいのです。
それを信じられない状態でお子さんとのつながりを取り戻すことは、とてもとても困難なことなのです。

あなたはお子さんに、強いて言えばその憎らしいと思う配偶者も、心のずっと奥の無意識の場所ではあなたのことを愛してくれています。
まずはとても考えられないとしても、そう思うことから始めてみませんか?
今はただ思ってみる。それだけで大丈夫ですから。

お子さんがあなたのもとに生まれた。それはあなたが苦しむきっかけのためなんかではなく、あなたの可愛いお子さんはあなたを守りたくて、幸せになって欲しくて、あなたを選んでそこに生まれてきています。
それは間違いなく事実なのです。

人の意識について

人の意識には表の意識と潜在的な奥の意識が存在します。
我々は普段人とコミュニケーションをとるときは、この両方を使ってコミュニケーションします。

その割合は、表が数パーセント、残りのすべて。95%ととも言われている奥の思いが占めています。
つまり人と人とのコミュニケーションは、ほぼ全てが心の中の無意識を使って行われているのです。
あなたの人生は、あなたがどんなに頭で考えたとしても、本当に些細なコントロールしかできないのです。

そして、お子さんとのコミュニケーションも同じように、お互いの無意識同士で行われています。
もし今離れて住むお子さんから、「会いたくない」とか「嫌い」などと言われたことがあり、ショックを隠せない方も多いのではないでしょうか。そのショックは言葉では言い表せません。
僕も子供にはそんなことを表面的にはよく言われたりもしました。

それはあくまでも表面的なコミュニケーションであって、子供は必ず親であるあなたのことを心の底から想っています。どんなに耐え難い振る舞いを子供がしたとしても、全てはここを起点に考えていきます。

お子さんがあなたを拒否するような態度をとったとしても、それは無意識の中にあるあなたの本当の本音を知れたとき、それが必ずお子さんからの愛だときっとわかります。

単なる現実的な表面のことには囚われないでください。
現実的なものに目を奪われているとき、あなたの心は曇ります。
その曇った心では、あなたの大事なお子さんからのメッセージは受け取れません。
あなたのお子さんは、人生をひっくり返すくらい大切なメッセージをただただ送り続けてくれているのですから。

受け取り難い振る舞いをされたときは、子供から愛されていない。と嘆く気持ちはとてもとてもわかります。
しかし決してやけにならず、これはどう考えると子供からの愛情なのか。そこを考えることに気持ちを切り替えましょう。
自分への問いは、あなたの無意識は必ず受け取り、そして答えを見せてくれるのです。
それはひらめきかも知れませんし、誰かからの言葉かも知れませんし、電車でたまたま隣の人が開いていて新聞のある一部の言葉かも知れません。

あなたが自分の心を開き、子供からのメッセージを受け取るんだ。
そう思ってい限り、必ず大切な気づきが訪れます。

時間はかかるかも知れませんが、諦めないで欲しいのです。
もうすぐ明日のことかも知れないのですから。

僕が離れた子供と強く繋がっているんだと実感できたできごと

離婚してから数ヶ月経って、それまで定期的に会っていた子供が突然「パパの家、行きたくなーい」と言い出しました。それからも話をしても行きたくないというばかり。そんなことが続き一ヶ月近くその時は会えない日が続きました。その時はまだ、離婚しても間もなくて、元奥さんとも直接連絡も取れていたりと危機感も薄かったので、会えて当たり前と思っていた時期でした。ですので、一ヶ月会えないというのはその時の僕には拷問に近いような思いでした。
これは経験した人でないとわからないくらい、本当に苦しかったです。

そのとき僕はちょうど意識を外から内側へ向け直しているトレーニングの最中で、毎日毎日、身体に起こる感情の感覚に耳をすませていました。

思考の罠は、どんなに意識しようと隙さえあらば、頭で考えてもどうしようもならない思いで占領され、その思考が悪循環に様々な憶測を思い起こさせ、自分自身をどん底の気持ちへと導いていきます。
しかし僕は、そんな思いに包まれるたびにその思考を振り払い、常に身体感覚へと意識を向け続けるのでした。

それからも、ただただ辛くて何もする気も起きないという毎日の中でしたが、僕はひたすら自分の胸の中やお腹のあたりにある苦しみを生み出しているような感覚を探しだし、それを感じ続けました。
何度でも現れる自分ではどうしようもない思考は、それは自分ではない誰か他人の声なのだ。と声に出し叫び、ただただ体に巡る感覚を感じ続けました。

それから1週間くらいが過ぎた頃、その日も僕は椅子に座って次々に現れる「子供と会えない」という苦しみの思考が渦巻く中、思考は自分ではない、とただた体の内側を観察してしました。
その日はなんだか不思議と自分の目の前のことに集中ができ、子供のことよりも仕事へと意識が向き、色々なアイデアが出たりと作業はスムーズに進みました。そして徐々に苦しみが遠く薄れていく感覚を感じ始めました。
そんなことを実感していた夕方頃、ふと電話が鳴りました。電話に出るとそれは当時3歳の娘からでした。
ママに頼んでかけてもらったようで、「明日パパの家遊びに行きたいー!」と一言目から。
僕は胸が熱くなり、興奮し、「遊ぼう遊ぼう!」と涙をこらえながら娘に伝えました。
そして次の日、久しぶりにたっぷりと娘と楽しく過ごすことができました。

子供の潜在意識は、親の潜在意識と常にコミュニケーションを取っています。
それは距離も時間も場所も関係なく絶え間なく、です。
そしてもちろん親への最大の愛情を持ってです。

その中で気がついた重要なことは、僕は娘を使って自分の幸せを担保しようとしていた。

ということでした。

子供が願う親の幸せとは?

子供は親に幸せになって欲しい

とただただ強く願っています。 

その幸せとはなんだと思いますか?
それは、

親が自分の足で自分の人生に責任を持ち、自分の力で自分に必要なだけの幸せを用意する。

ということなのです。

子供が心の底で臨むことは、
良いお父さんお母さんになって欲しいことではありません。
社会的に成功することでもありません。
裕福になることでもありません。
誰かに愛されることでもありません。
そんなことは子供は心の奥では願ってはいないのです。

ただただあなたが自分の人生を自分の力で幸せにする。
たとてどんな困難や苦境が訪れようと、人は自分を幸せにできるのです。
それこそをあなたのお子さんは強く強く願っています。

そのことに気がついたとき、あなたとお子さんとのコミュニケーションは再び始まります。
そしてお子さんはそうなることを心の底から願い、何より楽しみにしています。
どんなに遠く離れていても、どんなに困難な状況だったとしても、たとえ年端もいかない年齢だったとしても、お子さん必ずどんな方法を使ってでも必ずあなたへのアクションを起こしてくれます。
だって本当に大好きなお父さんお母さんなのですから。
その大好きなお父さんお母さんが、自分の幸せを自分で担保する。
という本当の幸せの人生を歩き出したということは、お子さんにとってはこれ以上ないくらい嬉しいことなのですから。

それはもちろんお子さんも頭の中ではそんなことは思っていません。
あなたと同じ、広大な意識である無意識の中で当たり前に思っていることなのです。
だから、お子さんの表面的な振る舞いに惑わされないでください。それはあなたにとって必要な振る舞いをあなたのためにしてくれているだけなのですから。

親である僕が自分の人生を、自分自身で作る幸せをちゃんと見つめられるようになった。
娘はそれを感じ取ってくれたんだと思います。
パパの意識がそこに向くんだったら、離れなくてもいいんだ。わーい。という思いで電話をくれたのだと思います。

みなさんがこれを聞いた時、もしかしたら、それは相手の元奥さんが手を貸してくれたし、電話が通じるような環境だからだよ。
などという考えが出た方は、その状態が頭に巡る思考を信じているという証拠でもあります。
潜在意識の能力は凄まじい力とアンテナを持っています。
表面しか見ない思考を信じず、潜在意識のパワーに身を委ねた時、自分の考えなども及ばないような奇跡が起こるのです。

僕は娘とのそのタイミングこそが奇跡と思えました。
それくらい、自分が自分の身体感覚にいた。と言える最高の状態のとき、ぴったりのタイミングで娘は電話をしてきました。
これは事実です。
そしてそのときは、娘からの電話がくるなどありえないような拒絶ぶりでしたから。笑

もしあなたが絶望的な状態だったとしても、それはお子さんからのメッセージだということへ意識を向けてみてください。

今あなたには何がありますか?
今目の前にあることを意識してみてください。
体は動きますか?
暖かいベッドはありますか?
食事は自由に食べれていますか?

あなたの本当のやりたいことは何ですか?
あなたがやりたいことは、あなたが自由に挑戦していいのです。
小さい頃から夢見たものはないですか?
どこか行きたい場所はないですか?
どなたか会いたい人はいないですか?

それこそがお子さんの潜在意識があなたへ求めていることなはずです。
お子さんは自分が親と一緒にいたいという強い思いより、自分が離れた方がお父さんお母さんのためと思うなら、そのために離れるという現実を健気に創っていきます。
それくらいお子さんは自分自身の大好きなパパやママに会いたくても、そんな思いすら犠牲にしてでもあなたの本当の幸せを願っています。

まだ誰かが悪いからこうなった。と管を巻くつもりですか?

一見、相手の元配偶者の強引さや連れ去りだったとしても、それはお子さんがあなたのために作った現実なのです。
今あなたが置かれている状況は、どんなに理不尽に見えてたとしても、どんなに苦しかったとしても、それはあなたのお子さんとあなたの潜在意識、つまりあなたの本当のもう一人の自分からのメッセージなのです。
それを拒否し続けて、目の前のダミーの問題に目を向け続ける限り、あなたの振る舞いはお子さんの本当の想いを傷つけます。
大切な愛するお子さんの心をまだ傷つけ続けるつもりですか?

あなたの目の前にある問題は、全てダミーです。
そこを見ている限り、根本解決はしないでしょう。

あなたは自分の人生に責任を持つ。というチャンスをお子さん、そして元配偶者からもらったのです。
今一人でいる時間がどんなに苦しくても、あなたのお子さんがあなたのためにくれたとても貴重なあなただけの時間です。
その時間を使って、あなたの人生を前に進めてください。
それが一番お子さんの心が喜ぶことであって、自分の人生に責任を持つ。と決めるからこそ考えられないような奇跡が起こせるのです。

頭で表面的に考え続けた行動だけでは、それは単なる気休めで一時的な対策でしかありません。
自分の心を覗かない限り、そこにある答えに出会えない限り、きっとまた離れてしまうんじゃないか、誰かに引き離されてしまうんじゃないか?という不安や恐怖がつきまとったままの人生が続いていきます。

あなたのお子さんの思いと、あなたの中に眠っている本当の才能や実力や力を信じて欲しいのです。
今のその耐え難い時間を苦しみを味わうだけのものししないでほしい、自分の人生を作るための貴重な時間をお子さんがあなたに与えてくれているのです。そのことを今一度真剣に考えてみてください。

一人になってしまった。
ではなく、
意図して一人になったのです。
今の一人でしかできないことがあなたには山のようにあるはずです。
お子さんからもらった貴重な貴重な一人の時間を無駄にしないであげてください。

何を選ぶかはあなたが全て決められます

元配偶者やその家族や子供を奪った取り巻く関係者を憎み恨み、自分の人生は誰か他人の影響に振り回さるしかない。という被害者の思いで惨めに生きていくのか?
目の前の現実は、全て例外なく自分の無意識の奥にある何かが作り出している。
それは一体どのようなものなのか?
自分の人生とは自分の思い通りに好きなように生み出していく。
だから全ての現実は自分がなぜそれを作り出したのか、その根っこを考えて生きていくのか?

この二つの思いは、どちらを採用するのかはあなた自身が自由に選べます。
今ある苦しみは、どちらの生き方を選ぶのか、それを決めるときがきた。ということなのだと思います。
この現実をお子さんからのギフト。と受け取るのか? 誰かからの支配。と受け取るのか?
あなたはどんな人生が良いのでしょうか。

無料相談について

苦しむ人アドバイスをしてあげたい。
そう思っていたことが少しずつ形になってきています。
アドバイスを受けていただく方が、無事に結婚を果たしたり、ご両親との長年のずれた誤解を解いたり、恋愛依存で這い上がれなかった方など、それぞれが前を向いて歩き出したりという変化が起こっています。

僕の場合も、子供と離れたこと。その中で学んだことや気付いたこと、その経験がとても大きな転機となっています。
このように子供は親に本当の自分を取り戻してもらいたい、そう思っているんだなとわたくし自身が思えてなりません。

僕自身、子どもとの暮らしを取り戻したわけではありませんが、それは奪われたもの。ではなく、自分で選んだもの。と今では思ています。

もちろん頭では子供と毎日一緒にいたいです。
しかしそれは思考の言葉であり、自分の本当に生き方は必ずしもそうではありません。
子供と離れて苦しむ方は、そのように何か特別な生き方をする人々に思えるのです。
そのためには苦しい経験は必ず必要になっていきます。
人はその人自身が経験したことでなければ、話を聞きたいだなんて思わないですから。
だから、今のあなたのその苦しみの状況はとても貴重なものなのです。

僕もできる限り、離れたお父さんお母さんの気持ちに寄り添いたいですし、本当の子供の思いを知ってほしいと思っています。
このように子育てとか、親子などに関しては、本当に誤解が多すぎると感じています。
それによって育児で苦しむ人が後を絶たないのは、とても残念なことです。
僕自身も以前のままの価値観でいたのならば、確実に心も体も壊して人生をめちゃくちゃなものにしてしまったと強く思います。
けれど子供からの愛情が、僕を自分の人生を生きる。という道へと案内してくれました。
一人でも多く本当のお子さんからの愛を知り、今までの価値観をひっくり返し、仲良く楽に生きれることにご協力したいと思っています。

人間の本当の生き方は、今まで日本が文化としてきた我慢が美徳。などという自分を殺すような生き方ではありません。
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