Written by 宍戸竜二オフィシャルサイト

あなたの幸せは一体誰が責任を取るのか

幸せについて 生き方について

自分の人生をより良いものにするためには、現実が起こる原因の所在をどこに置くのかをはっきりさせる必要があります。
人のせいにするのか、自分のせいにするのか、世の中にはこの二つの考えがあります。
それは誰に幸せにしてもらいたいのか、そこを決めていくということになります。
では、その二つの性質を解説していきます。

誰に幸せにしてもらいたいのか

自分に幸せにしてもらいたい、
他人に幸せにしてもらいたい

まずはここを決めていくことから始めましょう。
ではどのように決めたらいいのか。
そしてどちらかを決めたら、決めた方の考え方だけで生きていく。
ということがとても大事になっていきます。
どちらもいいとこを取ろうとして、混ぜようとすると、アクセルを踏みながらブレーキを踏むように、どこにも進めなくなってしまいます。

他人に幸せにしてもらうとは?

他人に自分を幸せにしてもらいたいなら、他人が自分をどう喜ばせればいいか、他人にしっかりリクエストをして、そしてその通りに動いてくれるように、終始観察する。自分の思い通りに動いてくれれば自分は幸せ、自分が思う通りに動いてくれなかったら不幸。極端に言うとそのような図式ですね。
これで他人が自分の思う通り動いてくれなくても、まあいっか。と思えればそれは気持ちが楽ですが、他人が自分の思う通りに動いてくれないと、イライラと怒りが芽生えてきますよね。

世の中には、他人の失敗の結果だけを見てその人を判断し、なんであんなことをするのか、どうしてこうしないのか。まったくもう!
と怒りを公然と発する人もいます。
そしてそれがどれほどの愚痴なのか、本人はなかなか気がつけない。
これが他人に幸せにしてもらいたい人が、他人が自分の思う通りに動いてくれなかった時の結果です。
つまり怒りをためるということ。

そして怒りの感情はまったく悪いものでないので、ネガティブに思わなくてもいいのです。
怒り=嫌なこと。は自分自身が信じた価値観です。
怒りがあるからこそできることたくさんあると思いますし、怒りがあるからこそ成功することもできる。

単純に重たいものを持ち上げる時、
「シャー、こんにゃろこんちくしょうめっ!」
なんて言ったりしますよね?言わない?笑
それは怒りの感情を使ってものを動かしてますよね。

あとは恋人に振られた怒りを原動力に、「あいつを見返してやる!」と一念発起し、その怒りをモチベーションに新たなことに挑戦し、成功する。
これも怒りのメリットですね。

なので、怒りを持ちたいか持ちたくないか。
ここが他人に自分を幸せにしてもらいたいかどうかの選択の基準があると思います。

他人が自分の思うように動いてくれないと気が済まないという原動力を最大限に生かし、いつでも自分が気持ちよくなるように様々な人にリクエストしていきます。
ある意味楽な部分もありますし、ある意味聞いただけでげんなりしてしまうような労力も感じますよね。
しかしこのやり方でも人は幸せになれるはずなのです。
人が幸せになる方法はどのような方法でも構わなくて、けれどそれを貫く。
そこが出来るかどうかなのです。

そして自分に幸せにしてもらいたい場合はどうでしょう。

自分に幸せにしてもらうとは?

自分で自分を幸せにする場合、まず目の前の現実は全て自分が作っている。
という目線に意識を向けていくことから始まります。
良いことも悪いことも、全ては自分の内面が起因している。
そう考える必要があります。

嫌なことがあって、あいつがあんなことをするからだ。
では自分が幸せかどうかがあいつ次第になってしまいますからね。

良いことは自分が作っている、悪いことは誰か他人がそんなことをするからだ。
では自分が幸せを作っているのか、他人が作っているのか、ゴチャゴチャです。

これですとブレーキとアクセルを同時に踏むことになってしまいます。
それだと車がどこにも進めないように、自分の人生もどこにも進みません。

では、他人が自分に嬉しいことをして自分に幸せを与えると言う他人原因は言葉の通り、他人がその現実を作っている。
これは分かりますよね。

では、自分が全ての現実を作っている。
こうなると、嫌なことあったとしても、そんな嫌なことなんて自分が作るわけがない。やっぱり嫌な出来事は他人が作っている。
ではなくて、目の前の現実は、自分が無意識の中で信じ込んでいることが強化されるように現実として投影されていきます。

自分が無意識の中で信じていること、例えば、

私は価値がある、
私はうまくいく、
私は愛される、

この信じこみがあれば、きっといいことがありそうですよね。

やっぱり私には価値があるんだなと思える出来事。
例えば、特に成績が良かったわけでもないのに、誰かに大きなことを任せられるとか。
やっぱり私はうまくいくんだなと思える出来事。
例えば、別に何か頑張ったわけでもないのに、トントン拍子でも毎がうまくいってしまったとか。
やっぱり私は愛されると思える出来事。
例えば、特に優しくしているわけでもないのに、どうしてか、どこに行っても誰かに気に入られるとか。

ではこんな信じこみを無意識の中で持っている場合はどうでしょう。

私はいじめられて当然だ
私には価値がない
私は何もやってもうまくいくはずがない

私はいじめられて当然だと思える出来事、
例えば、普通に学校に行くだけで、悪口を言われて。相手が悪いと思うから、学校を変えて。
でもやっぱり前の学校でのいじめと同じような悪口を言われる。
私には価値がない
例えば、こんなに成績が出ているのに、どうして自分が選ばれないのだろうか。
きっと調子が悪いからだ。と転職してみても、やっぱりどんなに成績を出しても抜擢がない。

こんな風に目の前の現実は、自分が信じていることが強化されるように現れてきます。
ですので、目の前の現実は自分が全て作っている。と決めた時、そんなこと思ってもないのにと思ったとしても、自分の無意識の中にどんな信じこみがあるのかを探していくことが、自分で自分を幸せにするということになります。

特に無意識は自分の意識で認識できないので、そんな現実自分が作っているわけがない!と机を叩きたくなる気持ちもわかりますが、無意識は認識ができない。という事実を認め、探っていきましょう。

自分の中に、そうか、この現実があった信じこみは、そう考えるとなんとなく認識が出来るような気がする。
この曖昧な表現。これが自分の無意識にアクセスできた証拠でもあります。

無意識の中を唯一認識できる方法は、

なんとなく、そう感じる。とか、
ぜだかわからないけど、そう感じる、
うまく言えないけど心当たりありそうだ、

などこのような感覚を探すことが自分の無意識を知る唯一の術です。
そして、目の前の現実から逆算をすると、よりこの感覚は強くなるはずです。

では、その嫌ことが起きてしまう現実はどうしても変えたい。
その方法は、まずは「知る」ということが何よりも大事です。
知るという感覚の恩恵は計り知れません。

誰でも失敗をすればこれが失敗の方法だ。と「知る」わけですよね。
知ったら、もうわざとはしないですよね。わざとやろうとしても、もう意識がその失敗の原因に集まってしまい、失敗することもできなくなります。
例えば、引くドアを押していて、苦労している。
一度そのドアが押すドアだと知れば、もう二度と引かないですよね。

知ってるのに、何度やっても同じ失敗をしてしまう。
については、また別の機会にお話をしますが、
ここでは、知ることが嫌な現実を作らない一番の方法だということです。

自分がこんな信じこみがあった。だからこんな現実が生まれたのか。
そう思えたらもうしめたものです。

目の前の問題はすべて100%ダミーですから、その問題に取り組むよりも、その問題の根っこを探ることがとても重要です。
雨漏りの垂れた雫が気に入らなくて(これがダミーの問題)、困る困るとそこを拭き続けるよりも、、雨が入り込む裂け目(これが根っこの問題)を探すことで目の前の問題(垂れた雫)は消えていきます。

まずは目の前の問題と思う出来事をよく観察し、
いやだと思う気持ちはしっかりと寄り添い、そうか嫌だったね、苦しかったね。
と自分をねぎらいましょう。
そしてこの現実ができる、自分の根っこにある信じこみはなんだろう。
と意識を向けていく。

この時、思いもよらない真実や、自分の本心などにも出会えることがあります。
そんな風に、自分を知ることを楽しみ、自分の問題と思う現実を本質から解決していきましょう。

目の前の問題は、嫌な出来事。で終わらし、ストレスに塗れる他人原因で生きるよりも、
この現実は自分の一体どんなことを教えてくれるきっかけになるだろう。
と考えていくと、人生はより深く感じ、自分の気持ちを満たしてくれる経験となるはずです。

他人原因で生きるのか、自分原因で生きるのか、それはすべて自分で決められます。
そしてどちらも自分を幸せにしたいという思いは変わらないはずです。

ですが、どちらかを混ぜるように生きようとすると、人生は停滞してしまうことでしょう。
どちらかを選び、腹をくくる。
大事なのは、自分の選んだ結果をすべて受け取る覚悟があるのか。
それがあるだけでも人生はイージーモードになるはずです。

人生をより充実させる秘訣でした 。

まとめ
・目の前の出来事の原因を自分の内側に探していくのか、他人の中に探していくのか、それを選びましょう。
・自分か他人かで原因の所在を決めたらそこに100%意識を向けていく
・どちらの考えで生きるのかは、自分で決意しましょう。

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