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人はなんのために生まれてくるのか? vol.2 「人は傷つくことが必要だと思えてならない」

人はなんのために生まれてくるのか?

title「心の中の、旅をする」

「人は傷つくためにこの世界に生まれてくる」

傷つくために生まれてきた

この言葉の豊かさを知ったとき、生まれてくることが自分の意思なのだと知ることができた。

人はどこからやってきて、そしてどこへ帰っていくのか?
どこかには必ずそんな場所があって、そこでは皆が不自由なく「好き」とか「優しさ」、という感覚だけで生きている。
ㅤでも不自由なく「好き」とか「優しさ」だけで生きていけるそんな平和な場所でも、唯一心の中で燻る「葛藤」だけは解消することができない。
ㅤ好きだけで一才の不自由もなく生きていかれる場所だから、傷つくことは何もない。だから葛藤が増えることはないが解消することもできない。

葛藤を解消するために最も必要なことは、「傷つくこと」だからだ。

傷つくことができる唯一の場所は、僕らが生きている不自由極まりなく人と人の争いが絶えない「この世界」だけ。
だから僕らは平和を味わう日々よりも、葛藤を抱えていることに耐えられなくなり、それを解消するために必要な傷を作り出してくれる親や環境を選び、勇気を持ってこの世界に生まれてくる。
傷つくとわかっているのだから、好きだけで生きていられた場所からやってくるというのは、本来途方もない覚悟があるはずなのだ。

しかし僕らの意識は、生まれてしばらくするとそんな人生の青写真でもあるブループリントに刻まれた目的も、人間社会に慣れていくに従い次々に忘れていき、好きだけで生きていた名残に囚われて生き続ける…。
どうして、好きだけで、幸せになりたいだけなのに、こんなにも私は傷つくのだろう…。

そんな亡霊が無数に彷徨った世界。
それがこの人間社会なのではないだろうか。

傷つくことでしか分かり得ない葛藤の意味を知り、その価値に気づく。そこまで苦しみに向き合うことで初めて葛藤は解消し、目的が果たされた喜びを味わうことができる。

だからつまり、「傷つくこと」は一つも悪いことではなかく、あなたに生まれた価値があるのだと教えてくれる感覚なのだ。

俗世間の幸せを手に入れても、葛藤はただ埋められるということだけで、決して解消はできない。
埋められた不都合な思いは、決して消えることはない。
消えることがないのだから、その葛藤はいつかまた燻り出して、また違う問題を集めようとする。
つまり俗世間の幸せを追う限り、人は本当の喜びを味わえないということではないのだろうか。

「心の葛藤の解消」こそが、こんな世界に僕らが生まれる理由であり、僕らが生きる理由。

僕がアートに取り組むことで知ることができたさまざまな自身の心の傷。
その傷があるからこそ、それをなんとかするために僕はこれからも心の旅をし、たくさんの葛藤を味わい、そして喜びを味わうのだろう。

これが僕がこの世界で生きるための、コアストーリー。
あくまでもストーリーね。
記事冒頭の作品は、このストーリーをもとに制作したものです。
title「心の中の、旅をする」

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