Written by 宍戸竜二オフィシャルサイト

茶道とはすなわちマインドフルネス
【vol.25】

メールマガジンアーカイブ

樹木希林主演の映画「日日是好日」

黒木華と多部未華子が演ずる女子大生が、
近所で評判の茶道に入門するという話。

お茶の作法はそりゃもう細かすぎて、重箱どころではない隅をこれでもかとつつく。
畳は1条をなんぼで歩きなさい、その釈はこの向きでこの回転でこの指でナンチャラカンチャラやらないといけない。
見ていてこれはいじめなの?というくらい細かすぎる選手権大会の様相。

しかしそこでハッと思ったのだ。

その作法をこなしているとき、すべての自分の動きを事細かに見ているということに。
その瞬間、思考は今ここにある自分の動きだけに集中する。
まさに茶道とはマインドフルネスなんだと知った。

劇中でも黒木華が、その細かすぎる選手権の作法を何度も繰り返すうちに無意識でできるようになったと歓喜するシーンがある。
それは人の潜在意識に茶道の作法がインストールできた証。
車の運転もパソコンのキータッチもそして歩くという行為でも、人間は潜在意識を使って無意識のうちにこなす。

マインドフルネスとは、簡単に言うと過去でも未来でもな他人でもなくただ自分の存在だけに意識を集中させる。
茶道がこれほど何千年も受け継がれてきたのは、禅の道と同じくらい人間の意識の底を扱う究極の瞑想行為なのだからではないのか?
人が今この瞬間にいる限り、本来その人が持っている人生の青写真からぶれることはない。
茶道の奥深さを垣間見た瞬間だった。

茶道を鍛錬することまでしなくても、日常でも自分が今どんな動きでどんな行動をしているのか、逐一観察する行為は自分の心を整えてくれる。
散歩はその中でも最も簡単な行動だと思う。
歩くという行為は全身を使って無意識をフルに稼働させる。

散歩中にはネガティブなことも考えにくい。
それは自分の無意識の中に沢山アクセスできるから。
自分の無意識の奥にはポジティブなことしかないのだから。

一人で黙々と歩く散歩を、日常に取り入れることをとってもオススメしたい。
じっとしていると悪いことばかり考えてしまう時も、不思議と散歩中は思ってもみなかったウキウキするような思いがこみ上げてくる。
はず。笑

自分の好きなコースを大きく息を吸いながらのんびりと考え事をして歩く。
無意識の底から、とても大事な思いが浮かんできたりするものですよ。
春も近づいてきましたし、天気のいい日には是非お散歩を。

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