Written by 宍戸竜二オフィシャルサイト

うちの猫の猫子のしっぽ
【vol.3】

メールマガジンアーカイブ

娘と同じ名前の我が家の長女猫。
ここでは「猫子」と呼ぼう。

もう17年も一緒に暮らしていて、私の様々な歴史の証人でもあります。
そんなうちの猫子はしっぽの先が曲がっている。
ぱきっと90度に折れている。
よくある猫のしっぽの変形は、出産時の状況にかなり影響を受けるようです。その時に絡まったり曲がったり丸まったりするようです。

拾ったとき、すでに兄弟と離れ離れになっていて、(最初見つけたときは兄弟といた)一匹でシートの中に丸まっていた。
手のひらに乗るくらいの小さな仔猫で、何も入れ物がなかったから、スクーターのヘルメットを入れるところにそっと置いて連れて帰ったんだ。

それからずっと一緒に暮らしているが、この猫子はまあ凶暴で凶暴で。
今までどれだけ手のひらをひっかかれたか。
頭以外を触ろうものなら本気のガブガブと、凄まじい脚力の猫キック。
凄惨な現場となるわけです。
兄弟と離れて暮らすとこうなりやすいようです。
本来は兄弟同士で噛んだりじゃれたりして痛みを知ったりしながら、社会を知り、噛むことをしなくなるらしい。

もう17年も経った。今ではよろよろとしたおばあちゃん猫になった。
だから多少強暴性も落ち着いてきていて、そーっとだったらいろいろ触れるようになった。
頭を撫でて首を掻き、そーっと手をはわせしっぽを触る。
フサフサの中からしっぽの骨の形が伝わってきて、本当に曲がっているところはクリクリと関節ようになっている。
そーっと、そーっと。
そーっと触れば大人しく触らせてくれる。
すーっと撫でてさらっと指を這わす。
しっぽはそっとしなやかに動く。
何度も何度もそのしっぽの軌跡に指を沿わせ、心地よく撫でる。

猫子も心地いいのだろうか。
後何年、何日、何回しっぽを撫でられるかな。
まだまだ元気に生きてる猫子と過ごしたい。

うちの猫

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